ガンダムキャラクター臨終図巻10~11話
●……10話で死んだ人々
私、エゥーゴやカラバがティターンズと同じように、ううん、地球連邦政府のように大義名分を隠れ蓑に平気で人殺しをする集団だったらどうしようって、怖かったの
―――ベルトーチカ・イルマ
●10話シャアの部下 10わしゃあのぶか
ジオン軍の兵士。ニューヤークでの対ホワイトベース戦に、シャアと共にザクで地上に降り、ガンダムと交戦する。
彼が操縦するザクは、ガンダムと楽しそうに鬼ごっこをしていることで有名。
恋人と戯れるようにスキップするかの如くガンダムを追うも、直後に友軍のガウが背後から一斉射撃を受け、その様子を見るために一瞬動きを止めてしまう。
この行動が後年、ビルギット・ピリヨ氏が警告する「敵地に入って止まる奴がいるか!」状態である。慌てて正面を向き、ヒートホークを構えて突進するが、そもそもアムロは誘い込むために逃げていただけであり、ホワイトベースの総攻撃が始まれば楽しい鬼ごっこも終り、あっさりとガンダムのバズーカでコクピットを命中され死亡した。
●ガルマ・ザビ がるま・ざび
デギン・ザビの四男(末弟)。地球方面軍司令を務めていた。
ニューヤークで、ホワイトベースを堕とそうとガウ攻撃空母で出陣。しかし「絨毯爆撃したのに、ホワイトベースが隠れていたドームに何故か当たらない」「アムロが『囮になる→シャアを含む3機のザクと、敵本体をホワイトベースの前に誘い出す』という高難易度ミッションを難なくこなしてしまう」「シャアの裏切り」という複数の要素が重なって敗北。
ホワイトベースと敵モビルスーツに背後から攻撃を受け、ガウは撃沈。彼は最後、燃え盛るガウをコントロールしてホワイトベースにぶつけようとするも、その願いが叶うことはなく乗機と運命を共にした。
父のデギンはその死を悲しみ、そこから生まれた格言が「ガルマが死ねば杖が落ちる」である。
ところで彼と共に、多くのクルーや僚機のパイロットも命を落としているのだが、その一端の責任があるシャアが「どうも、味方の兵まで騙すというのは性に合わんな」の一言で済ましているのは、彼の性格を雄弁に物語っている。
●……11話で死んだ人々
何故だ?! 何故殺す?! 何故戦う?! 何故そっとしておけないんだ!
―――ユウキ・コスモ
●ダロタ だろた
ジオン軍の兵士。ガルマ直属の中尉。
ガルマの敵討ちのため、ガウ攻撃空母3機で出撃する。その際、民間人のイセリナをガウに同乗させるという、とんでもない行動をしている。
またシャアに「ダロタです」と名乗った際には、「誰でもいい」といなされている。著者の推測だが「誰だ」→「だれた」→「ダロタ」ではあるまいか。
僚機のガウ2機を失った後、ガンダム、ガンキャノン、ガンタンクからの斉射を受け、右腕を負傷。その後、ガウが不時着した際の衝撃で死亡したと思われる。だが同乗していたイセリナは生存。動かなくなった彼から、拳銃を抜き去った。恋する乙女は強い。
●イセリナ・エッシェンバッハ いせりな・えっしぇんばっは
ニューヤーク市の前市長であるエッシェンバッハの娘。
10話のナレーションで「美少女」と言われていたから、美少女なのだろう。
ある日のパーティーにて、ガルマと互いの愛を確認するが、彼も、彼女も、直後の自分たちの運命を知らなかった。
被弾してほぼアンコントロール状態の空母を、おそらく初めての体験で軟着陸させる操縦技術の持ち主。
アムロを拳銃で狙うも、やはりガウ墜落時に深刻なダメージを受けていたのか、最後は力尽きる。アムロに向かって拳銃を撃つことはなく、破損していたガウのコックピットから地上に落下して死ぬ。
その亡骸は、彼女が憎むところの敵(かたき)であるカイ、アムロ、ハヤト、リュウによって土に葬られた。

人間臨終図巻 1 (徳間文庫) - 山田風太郎
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私、エゥーゴやカラバがティターンズと同じように、ううん、地球連邦政府のように大義名分を隠れ蓑に平気で人殺しをする集団だったらどうしようって、怖かったの
―――ベルトーチカ・イルマ
●10話シャアの部下 10わしゃあのぶか
ジオン軍の兵士。ニューヤークでの対ホワイトベース戦に、シャアと共にザクで地上に降り、ガンダムと交戦する。
彼が操縦するザクは、ガンダムと楽しそうに鬼ごっこをしていることで有名。
恋人と戯れるようにスキップするかの如くガンダムを追うも、直後に友軍のガウが背後から一斉射撃を受け、その様子を見るために一瞬動きを止めてしまう。
この行動が後年、ビルギット・ピリヨ氏が警告する「敵地に入って止まる奴がいるか!」状態である。慌てて正面を向き、ヒートホークを構えて突進するが、そもそもアムロは誘い込むために逃げていただけであり、ホワイトベースの総攻撃が始まれば楽しい鬼ごっこも終り、あっさりとガンダムのバズーカでコクピットを命中され死亡した。
●ガルマ・ザビ がるま・ざび
デギン・ザビの四男(末弟)。地球方面軍司令を務めていた。
ニューヤークで、ホワイトベースを堕とそうとガウ攻撃空母で出陣。しかし「絨毯爆撃したのに、ホワイトベースが隠れていたドームに何故か当たらない」「アムロが『囮になる→シャアを含む3機のザクと、敵本体をホワイトベースの前に誘い出す』という高難易度ミッションを難なくこなしてしまう」「シャアの裏切り」という複数の要素が重なって敗北。
ホワイトベースと敵モビルスーツに背後から攻撃を受け、ガウは撃沈。彼は最後、燃え盛るガウをコントロールしてホワイトベースにぶつけようとするも、その願いが叶うことはなく乗機と運命を共にした。
父のデギンはその死を悲しみ、そこから生まれた格言が「ガルマが死ねば杖が落ちる」である。
ところで彼と共に、多くのクルーや僚機のパイロットも命を落としているのだが、その一端の責任があるシャアが「どうも、味方の兵まで騙すというのは性に合わんな」の一言で済ましているのは、彼の性格を雄弁に物語っている。
●……11話で死んだ人々
何故だ?! 何故殺す?! 何故戦う?! 何故そっとしておけないんだ!
―――ユウキ・コスモ
●ダロタ だろた
ジオン軍の兵士。ガルマ直属の中尉。
ガルマの敵討ちのため、ガウ攻撃空母3機で出撃する。その際、民間人のイセリナをガウに同乗させるという、とんでもない行動をしている。
またシャアに「ダロタです」と名乗った際には、「誰でもいい」といなされている。著者の推測だが「誰だ」→「だれた」→「ダロタ」ではあるまいか。
僚機のガウ2機を失った後、ガンダム、ガンキャノン、ガンタンクからの斉射を受け、右腕を負傷。その後、ガウが不時着した際の衝撃で死亡したと思われる。だが同乗していたイセリナは生存。動かなくなった彼から、拳銃を抜き去った。恋する乙女は強い。
●イセリナ・エッシェンバッハ いせりな・えっしぇんばっは
ニューヤーク市の前市長であるエッシェンバッハの娘。
10話のナレーションで「美少女」と言われていたから、美少女なのだろう。
ある日のパーティーにて、ガルマと互いの愛を確認するが、彼も、彼女も、直後の自分たちの運命を知らなかった。
被弾してほぼアンコントロール状態の空母を、おそらく初めての体験で軟着陸させる操縦技術の持ち主。
アムロを拳銃で狙うも、やはりガウ墜落時に深刻なダメージを受けていたのか、最後は力尽きる。アムロに向かって拳銃を撃つことはなく、破損していたガウのコックピットから地上に落下して死ぬ。
その亡骸は、彼女が憎むところの敵(かたき)であるカイ、アムロ、ハヤト、リュウによって土に葬られた。

人間臨終図巻 1 (徳間文庫) - 山田風太郎
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